日本百貨店の店長たちが商品開発にチャレンジしてみたらどうなるんだろうプロジェクト日記
日本百貨店の店長たちの、店長たちによる、店舗オリジナルのPB開発プロジェクト。その名も『日本百貨店の店長たちが商品開発にチャレンジしてみたらどうなるんだろうプロジェクト』!作り手さんと二人三脚で、お客様が“真に求める”商品を開発しよう!手探りの中、奮闘する店長たちの日々をお伝えするため、私ミノシマが筆をとり、日記という形でしたためていきます。
8月10日『大切なお知らせ』
しょくひんかんの商品開発について、本日はみなさまに大切なお知らせをしなければなりません。
2つも!!
まず1つ目。
話は7月25日に遡ります。
前回のミーティングで課題となっていた『製造ロット』について。
引き続き富永さんがいくつか加工業者さんを当たって下さっていたのですが、製造ロットの壁は高く事業者探しは難航。
富永さんとも相談した結果、苦渋の決断ではありますが今回のPB開発は断念する事となりました。
トガワ店長もカリコミさんも「やりたい」という想いは人一倍強かったのですが、現段階で着手できる規模感ではなくなってしまうため諦めざるを得ませんでした。
最後まで業者さん探しに奔走して下さった富永さんには、本当に感謝しかありません。
諦める事を決断した時のオンラインミーティングでも、富永さんからは明るく前向きな励ましのお言葉を頂きました。
このような結果となってしまいましたが、また機会があれば改めてチャレンジさせて下さい!!
本当にありがとうございました!
そして2つ目。
トガワ店長の退職が決まりました。(涙)
私の後任者としてしょくひんかんの店長を務める傍ら、どうプロではカリコミさんと共にデータを集めたり相談に乗ったりと、暑苦しいくらい熱のこもったサポートをしてくれたトガワ店長。
このたび次のステージに向かって、日本百貨店から旅立つことが決まりました。
どうプロは引き続きカリコミさんが中心となって進めていきます。
満を持して動き始めた「海苔のおつまみ」がまさかの白紙となり、再スタートをきることになったしょくひんかん。
次はいったいどんな試練が待ち受けているのか…。
みなさま、応援よろしくお願いします!!
8月16日『ブルーベリーを摘み取るぞ!』
今日は待ちに待った商品用ブルーベリーの摘み取りです。
まちだ店で開発しているPB商品は、町田市で無農薬で栽培された今が旬のブルーベリーを使用したブレンド茶。
年間を通して仕入れられる冷凍ブルーベリーの数にも限界があるという事から、摘みたての生ブルーベリーをドライ・粉砕加工した、今しかできない『数量限定商品』にする方針です。
この日摘み取りに参戦したのは、まちだ店のミズカミ店長・イシハラくん・パートスタッフのウチヤさん、そして私ミノシマの4名。
午前9時の開園と同時に、小山田ブルーベリー園に到着!
本日摘み取るのは約20kg。
ミズカミ店長の計算によるとコレで200個前後(1個10パック入りの場合)の商品が出来上がる予定なのですが、タイミングの関係で今期のブルーベリーは「今日しか摘み取ることができない」ので責任重大です。
先日イシハラくんが試作用に摘み取ったのが2kgだったので、それの10倍か…武者震いがするぜ。。(ブルブル)
頑張るぞー!!
程よく実ったブルーベリーを探し、一粒一粒摘み取っていきます。
みんな、炎天下の下で黙々と作業に専念しています。
「アツイ・キツイ・ツライ」を繰り替えすミノシマを横目に、獅子奮迅の勢いでブルーベリーを摘み取っていくまちだ店メンバー。
摘んで…!
摘んで…!!
摘んで…!!!!!!
あっという間に20kg―!!!
みんな、指が真っ青になるくらい摘みました!
正真正銘、“日本百貨店スタッフが摘んだブルーベリー”です!
本当にお疲れ様でした!
ちなみにこのブルーベリーはいわゆる『摘み放題』ではないので、計量して摘み取った分だけ購入します。
今回のように大量に摘み取る際は、他のお客さんへの配慮を忘れずにお願いします!(我々もめちゃくちゃ目立ってました)
園主である小川さんご夫婦と看板犬のシロちゃんに別れを告げて、早速このブルーベリーを豊緑園さんにお送りします。
次回はいよいよ試作品の試飲です!
商品開発の経験ゼロの店長たちが商品開発に挑む社内プロジェクトがまさかの発足!店長たちはどんな壁にぶつかり、どう乗り越え、どんな感動的なフィナーレを迎えるのでしょうか?結末の見えない手探りの日々を、仕掛け人であるイベント企画部長のミノシマが、これまた手探りでお伝えします!