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日本百貨店の店長たちが商品開発にチャレンジしてみたらどうなるんだろうプロジェクト日記

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日本百貨店の店長たちの、店長たちによる、店舗オリジナルのPB開発プロジェクト。その名も『日本百貨店の店長たちが商品開発にチャレンジしてみたらどうなるんだろうプロジェクト』!作り手さんと二人三脚で、お客様が“真に求める”商品を開発しよう!手探りの中、奮闘する店長たちの日々をお伝えするため、私ミノシマが筆をとり、日記という形でしたためていきます。

7月14日『作り手さん探し』

クラフトコーラの残渣(ざんさ)を使った商品」を作る!という事で進行しております、にほんばし店のPB商品開発。

まずは前回候補として挙がったパウンドケーキとグラノーラバーのうち、どちらの方向性でいくか検討する事に。

イメージ

タキガワ店長が店舗スタッフにアンケートをとったところ、以下のような声がありました。

ほぼ五分五分の状態ではありますが、「やった事がないことにチャレンジしたい」というタキガワ店長の熱い想いから、今回はグラノーラバーで進める事に決定しました。

という事で、出雲SPICE.LAB.の山田さんが島根県内で製造してくれそうな作り手さんを探してくれる事になったのですが、そのスピード感にビックリ仰天。
2〜3日の間にいくつかの事業者さんに声をかけて下さり、あっという間に作り手さんが見つかったではありませんか!

山田さんコミュ力高すぎ!人徳ありすぎ!!

山田さんの人柄が伺える良い写真

とても良さそうな作り手さんばかりで非常に悩みましたが…
今回は島根県雲南市の焼き菓子屋さん「発酵菓子カヌカ」さんにお願いすることになりました!!
(以前ご紹介した『残差のパウンドケーキ」を製造された方です!)

「発酵菓子カヌカ」店主の鹿糠さん

カヌカさんでは自家製の塩こうじを使った焼き菓子やグラノーラを製造していて、看板商品の「ポン菓子グラノーラ」を作る技術が今回のPB商品開発に活かせるのでは?という山田さんの粋な計らいで、今回のコラボが実現しました。

ポン菓子グラノーラ
「発酵菓子カヌカ」外観

早速試作品作りに取り掛かってくれているという事で、到着が楽しみです!
カヌカさん、これからよろしくお願いします!!!

7月21日『収穫レポート〜ブルーベリー狩り編〜』

小川ファームさんのブルーベリー園がいよいよ開園となりましたので、本日はまちだ店スタッフのイシハラくんが代表して試作用のブルーベリーを摘みに行ってくれました。

という事で、今回はイシハラくんの収穫レポートをご覧ください。
それではどうぞ!!


 
こんにちは。まちだ店のイシハラです。
今回は店舗を離れて、ブルーベリー畑からお届けします。

まちだ駅からバスで30分。コトコト揺られながら多摩丘陵へ。
次第に緑が増え、すっかり田園風景が広がります。
東京にもまだまだ緑が残っているのですね、感動。

バスを降りるとねっとりと蒸し暑い夏の風と、蝉の鳴き声。
すっかり夏だなあと物思いに耽っていたのも束の間、あまりの暑さに現実に戻されました。
海の近くに住んでおり、毎年夏はまっくろ。
暑さには慣れていると自負している私ですが、今年の夏は暑すぎます…。

余談ですが、多摩丘陵は高尾山麓から神奈川県境へと約20kmにわたる都内最大の丘陵地帯。
今なお豊かな水と緑が残っている、自然豊かな地域です。

ほどなくして、今回お世話になる「小山田ブルーベリー園」に到着。
平日の朝にも関わらずかなりのお客様が。賑わってますね。

こちらはブルーベリー園の看板犬「シロちゃん」。
とってもキュートで、お客様の心をがっちり掴んでました。
必殺仕事犬。まちだ店でも働かない?

レクチャーを受け、レッツブルーベリー狩り!
一歩踏み入れると、園内所狭しとブルーベリーの木が広がっております。

園内の広さもさることながら、驚いたのはその種類の多さ!
一口にブルーベリーといっても、小山田ブルーベリー園さんでは十数種類もの品種を栽培しており、どれを収穫すればよいのか迷ってしまいます。

<パウダーブルー>
淡い紫色とさらさらとした舌触りがよく、甘さ酸味のバランスが良い品種。(イシハラ調べ)
こちらは<モンゴメリー>。
風味がよく、他の品種に比べ香りが強く加工するにはもってこい。(イシハラ調べ)

ブルーベリーそれぞれに特徴がある為「どれが商品化するのに相応しいだろう…」と味見をしながら、ひとりぶつぶつ呟き収穫。

収穫、Yeah-!(他のお客さまもいらっしゃる中、自撮りしました。お恥ずかしい…)

それにしても、ブルーベリー狩り、なめてました。
はじめはテンポよくウキウキ気分で収穫を楽しんでいたのですが、とにかく量が必要なので、途中からは本気の作業でした。(汗だくでした)

全国の農家のみなさん、尊敬します。。

ごっそり収穫。
ブルーベリー狩りに来ていたご婦人に「アラー。随分大量ね、どこかの業者さん?」と尋ねられるほど。(ちゃんと日本百貨店の宣伝しておきました!笑)

目標の収穫量に達成!
ずっしりと重いです。この子たちがどのように加工され、どのような商品になって帰ってくるのか…今から楽しみです!

小山田ブルーベリー園さん、本日はありがとうございました!

それではミノシマさん、お返しします!
現場からは以上です。(帰りのバスで爆睡しました)


 
イシハラくん、お疲れ様でした!
サンプル作成に必要な2kgをひとりで収穫するのは大変だったと思いますが、無事にやり遂げてくれましたね!!
あと恥ずかしいのに自撮りもありがとう!笑

さて、次回はいよいよ試作品の試飲と商品用ブルーベリーの摘み取りです!! 頑張るぞー!

商品開発の経験ゼロの店長たちが商品開発に挑む社内プロジェクトがまさかの発足!店長たちはどんな壁にぶつかり、どう乗り越え、どんな感動的なフィナーレを迎えるのでしょうか?結末の見えない手探りの日々を、仕掛け人であるイベント企画部長のミノシマが、これまた手探りでお伝えします!

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