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日本百貨店の店長たちが商品開発にチャレンジしてみたらどうなるんだろうプロジェクト日記

2022.07.26

それぞれのアイデアをカタチに。商品開発ってやっぱりおもしろい!

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日本百貨店の店長たちが商品開発にチャレンジしてみたらどうなるんだろうプロジェクト日記

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日本百貨店の店長たちの、店長たちによる、店舗オリジナルのPB開発プロジェクト。その名も『日本百貨店の店長たちが商品開発にチャレンジしてみたらどうなるんだろうプロジェクト』!作り手さんと二人三脚で、お客様が“真に求める”商品を開発しよう!手探りの中、奮闘する店長たちの日々をお伝えするため、私ミノシマが筆をとり、日記という形でしたためていきます。

6月7日『作り手ならではの発想』

「出雲SPICE LAB.」のお二人と、にほんばし總本店のPB開発ミーティング。

中野さん(左下)と山田さん(右下)

中野さんがここ数年で25キロ太った話(びっくり!)でひとしきり盛り上がったところで、早速本題に入ります。

なんとなく、今回はスパイスを用いた商品を作る方向になるのかな?と思っていたのですが、山田さんから「クラフトコーラを作る過程で出る柑橘類の皮やスパイスなどの残渣(ざんさ=出しガラ)を再利用した商品ができないか」という提案が。

レモン・生姜・シナモンといったクラフトコーラの素材たち。完成後は残渣となり廃棄される。

残渣…だと…?

盲点でした。
ここ数年で一気に認知度が上がったクラフトコーラ。
商品にばかりに注目して、その工程で生まれる残渣を意識した事なんて一度もありませんでした。

過去には生地に練り込んでパウンドケーキを作ったり、銭湯のお湯に浸して「クラフトコーラの湯」を開催したりと、日々残渣の有効的な活用方法を模索しているというお二人。

クラフトコーラの風味がたっぷり染み込んだ残渣。
考えてみたら確かに美味しそう…。
まさに“作り手ならではの発想”です。

作る方向性として出た具体案はこちらの2つ。

・パウンドケーキ
・グラノーラバー(スティック状のグラノーラ)

「お客様層と個人的な想いとしてはグラノーラが面白そうだなーと思うけど、過去に実績のあるパウンドケーキの方が現実的に進めやすいんだろうな…」と絶賛葛藤中のタキガワ店長。
その後のヒアリングでは、にほんばし店スタッフにはグラノーラバーが人気とのこと。

という事で、次回までに開発にご協力頂けそうな作り手さんを探すということで今回は終了。

たくさんアイデアを出していただいて出雲SPICE LAB.のお二人には本当に感謝です。
なんだか良い商品が出来そうな予感がしてきたぞ!!

6月9日『まちだ、再スタート』

『町田にこだわった商品』を開発する方向で再出発する事となった、まちだ店。
本日は、ミズカミ店長がココ!と狙いを定めた宮崎県のお茶農家「豊緑園(ほうりょくえん)」さんとのミーティングです。

豊緑園代表の森本健太郎さん

豊緑園さんは『もりもっ茶』というブランド名で、農薬と化学肥料を使わないオーガニックの緑茶を販売するお茶農家さん。
宮崎県新富町の自然豊かな環境で育ったお茶は、日本百貨店のお客様にもたくさんのファンがいらっしゃいます。

森本さんには、以前インスタライブでお茶のおいしい飲み方をレクチャーして頂きました。

インスタライブの映像はこちら

『町田にこだわった商品』を作るにあたり、ミズカミ店長とイシハラくんが考えたのが、“まちだ店でたくさんのお客様からご支持頂いている豊緑園さんに、町田の特産品を使用したオリジナルのブレンド緑茶やハーブティーを作っていただく”というもの。
本日はその1回目のミーティングになります。

豊緑園の佐藤さん(左上)と森本あやさん(右下)

佐藤さんはバリバリの日本茶インストラクターであり、実は日本百貨店の元スタッフ。
現在は豊緑園のスタッフとして働いていて、定期的に試飲会を開催してくれています。
森本あやさんは健太郎さんの奥様で、「もりもっ茶」の商品デザインも担当されているとのこと。
あの可愛いイラストを全て手がけているんですね!

ミズカミ店長の構想から実際にどんな素材が適しているか、どんな加工が可能かをご相談。
お二人とも前向きにチャレンジして頂けるという事で、様々なアイデアを頂きました。

順調な再スタートをきれたところで、お次はお茶にブレンドする町田特産品の作り手さんにアプローチ!
ご期待ください!!

商品開発の経験ゼロの店長たちが商品開発に挑む社内プロジェクトがまさかの発足!店長たちはどんな壁にぶつかり、どう乗り越え、どんな感動的なフィナーレを迎えるのでしょうか?結末の見えない手探りの日々を、仕掛け人であるイベント企画部長のミノシマが、これまた手探りでお伝えします!

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