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日本百貨店の店長たちが商品開発にチャレンジしてみたらどうなるんだろうプロジェクト日記

2022.11.04

方針なんてドンドン変えるのです!とは言ったけど…。

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日本百貨店の店長たちが商品開発にチャレンジしてみたらどうなるんだろうプロジェクト日記

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日本百貨店の店長たちの、店長たちによる、店舗オリジナルのPB開発プロジェクト。その名も『日本百貨店の店長たちが商品開発にチャレンジしてみたらどうなるんだろうプロジェクト』!作り手さんと二人三脚で、お客様が“真に求める”商品を開発しよう!手探りの中、奮闘する店長たちの日々をお伝えするため、私ミノシマが筆をとり、日記という形でしたためていきます。

9月27日「アンケート結果」

「クッキーで」の一言で、急遽タルトからクッキーに方向展開したおみや店。
クッキーを作るにあたり、島田さんにお願いした要望はこちらの3点でした。
・ダイスカットの果肉増量
・可能であれば生地に果汁追加
・レモンの輪切りの直径と同じ大きさにリサイズ

そちらを受けて島田さんから届いたサンプルがコチラ。

うん、イイ感じ!
表面にもシロップが滲み出ていて甘味は申し分ないですし、レモンの輪切りも柔らかくて食べ応えも十分。

これはイケるんじゃないか?!

という事で、現段階でおみや店の開発コンセプト『子供も安心して食べられる米粉菓子』にどれだけ近づいているのか、杉原さんの知り合いの女性陣とそのお子さまにコチラを試食して頂きました。

本日はその結果を発表します!
楽しみ!!

杉原さん「それでは発表しますね」

「え〜まずは…」

『子供が逃げ出した』

杉原さん「次は…」

『見た目が可愛くない』

杉原さん「それと…」

『いかにも“おじさんが作ったな”って感じ』

モウヤメテ…。。

一気にお通夜みたいな空気になりました。

チーン

試食の結果によると子供にはレモンの風味が強い苦みに感じるようで、口に入れた瞬間に『苦い!』と逃げ出してしまったんだそうです…。
その他、「子供には大きすぎて食べにくい」「ボロボロ崩れるので子供に食べさせづらい」というご意見を多く頂きました。
またサイズ感やレモンの輪切りなど、我々(おじさん)がキャッキャ盛り上がった部分もバッサリ一蹴されてしまいました。

うぅ…ショック。

レモンクッキーやレモンタルトが女性のお客様に人気という事から、レモンを使った米粉菓子の開発に着手して4ヶ月。
島田さんにご協力いただき遂に納得のいくカタチに出会う事ができたのですが、子供たちが食べてくれないのであれば方向性を見直すほかありません。

今回はメインターゲットを「お母さん」に設定し、【子供と一緒に食べる】というシーン訴求を目指したために、やや“大人目線”の開発になっていたように思います。
「子供にも食べさせたいもの」とはすなわち『子供が食べたいもの』であり、大切なのは“子供目線”であった事を、忖度なしで教えて頂いたのでした。

散々悩みました。
散々悩みましたが…!

おみや店、ココに来てふりだしに戻る。

幻と化したレモンクッキー

終わった…俺たちの青春(=商品開発)はここで終わったんだ…。

心がポッキリと折れかけたその時、杉原さんがおもむろに口を開きました。

「新たに女性メンバーを加えましょう!」

新メンバー加入で、おみや店は新たなスタートをきる事ができるのか…?!
次回、怒涛の展開に!!(なるかも?)

商品開発の経験ゼロの店長たちが商品開発に挑む社内プロジェクトがまさかの発足!店長たちはどんな壁にぶつかり、どう乗り越え、どんな感動的なフィナーレを迎えるのでしょうか?結末の見えない手探りの日々を、仕掛け人であるイベント企画部長のミノシマが、これまた手探りでお伝えします!

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