日本百貨店の店長たちが商品開発にチャレンジしてみたらどうなるんだろうプロジェクト日記
日本百貨店の店長たちの、店長たちによる、店舗オリジナルのPB開発プロジェクト。その名も『日本百貨店の店長たちが商品開発にチャレンジしてみたらどうなるんだろうプロジェクト』!作り手さんと二人三脚で、お客様が“真に求める”商品を開発しよう!手探りの中、奮闘する店長たちの日々をお伝えするため、私ミノシマが筆をとり、日記という形でしたためていきます。
8月25日『悩みレベルMAX!からの原点回帰』
本日もヤマニパッケージさんにお伺いしております。とうきょう店です。
商品サイズに合わせて型取ったサンプル品が完成したという事で、実際に入れてみて材質なども検討していきます。
箱のタイプは2パターン。
フタと本体が上下に分かれる「かぶせ箱」タイプと、もうひとつはフタと本体が一体になった「一体型」に、スライドするスリーブを付けたタイプです。
これは…どちらも良いな。(汗)
どうしよう、悩む。
え、どうしよう。えー。
悩みレベルMAXのタケダさん。
ハマったらなかなか抜け出せない、魅惑の領域に足を踏み入れてしまいました。
まさに…「沼」。
どうしよう、どうしよう。
えー、どうしよう本当にこれ。
ブツブツ呟きながら悩みに悩んだタケダさんですが、原点回帰でその答えを見つけます。
とうきょう店らしいギフトを開発するにあたり、「飴」を選んだ理由の中に
・職人技が光るもの
・贈って楽しいもの
という項目がありましたが、資材であるギフト箱にもこれらの要素を組み込みたいと考えたのでした。
※過去の記事はコチラ
手にとった時の重さや質感、触り心地。
開封までの行程ひとつひとつから、職人技とモノづくりの楽しさを感じられるものにしたい。
そんな想いから、今回はどことなく手作りの温もりを感じるG段※を素材に使い、ギミック感と遊び心のあるスリーブを加えた一体型タイプで進めることを決めました。
※薄い段ボール素材。A段が最も厚く、G段が最も薄い。
より完成イメージに近づけるために、改めて着色したサンプル品を数種類作っていただける事になりましたので、お次はその色を選んでいきます。
そして数日後。。
ドーーーーン!!!
イメージ用なのに、こんなにたくさん作って下さいました!(ありがたやー!!)
暖色系か寒色系か、蓋の裏側は別の色にするか、仕切りは何色が良いか等々、実際に見てみると想像と全然違っていて本当に参考になりました!
次はいよいよデザイン制作に進みます!!
〜後書き〜
ここまでお読み頂きありがとうございました。
さて、この記事の中で何かお気付きになった方もいらっしゃったのではないでしょうか…?
実は、今回から「タケダ店長」ではなく「タケダさん」と記載しています。
というのも、9月からタケダさんがとうきょう店店長から『アシスタントバイヤー』へと昇進したのです!
店長じゃないけど、引き続きタケダさんはとうきょう店の商品開発に携わっていきますので、今後ともよろしくお願いします!!
商品開発の経験ゼロの店長たちが商品開発に挑む社内プロジェクトがまさかの発足!店長たちはどんな壁にぶつかり、どう乗り越え、どんな感動的なフィナーレを迎えるのでしょうか?結末の見えない手探りの日々を、仕掛け人であるイベント企画部長のミノシマが、これまた手探りでお伝えします!