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日本百貨店の店長たちが商品開発にチャレンジしてみたらどうなるんだろうプロジェクト日記

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日本百貨店の店長たちの、店長たちによる、店舗オリジナルのPB開発プロジェクト。その名も『日本百貨店の店長たちが商品開発にチャレンジしてみたらどうなるんだろうプロジェクト』!作り手さんと二人三脚で、お客様が“真に求める”商品を開発しよう!手探りの中、奮闘する店長たちの日々をお伝えするため、私ミノシマが筆をとり、日記という形でしたためていきます。

10月14日「ame」

本日は<顔出しNG>の弊社デザイナーと、とうきょう店のPB商品についてデザインのミーティング。

と、その前に大切なお知らせです。

とうきょう店のPB開発、商品が決定致しました!

その名も…

「ame」

そう、飴(ame)です。

タケダさんと二人で悩みに悩んだのですが、商品名を考えるにあたりその中身を深掘りする所から始めました。

今回採用させて頂いた大丸本舗さんの“さくっと食べれるシリーズ”の飴は、日本古来の飴技術を用いて作られる「有平糖(ありへいとう)」をヒントに開発された、伝統と新しさを兼ね備えた商品です。

大丸本舗「さくっと食べれるきなこ飴」

有平糖とは、砂糖と水飴を煮詰めて作られる飴菓子のこと。

ポルトガルから伝来し今日まで独自の進化を遂げてきた有平糖ですが、銅釜で高温に煮詰め、飴が柔らかい間に空気を入れ練り上げ延ばしながら作る飴細工は高い技術が必要とされ、「有平糖の花を本物と間違えて蝶がとまった」という逸話がある程に、繊細な美しさと不思議で新しい軽やかな食感が特徴となっています。

今回は「いちご味」「レモン味」「メロン味」を採用

そんな技術と伝統を感じさせる飴菓子に対して、商品名でアレコレ言うのは野暮というもの。
『せっかくなら中身で勝負したい!』という想いから、名前はそのまま「飴」に決定。(男らしい!)
また東京駅という都内随一のターミナル駅で、この商品を通じて世界中の人々に「飴」の魅力を届けたいという願いから、漢字ではなくローマ字で表記する事にしました。

まさに日本百貨店とうきょうの新商品としてピッタリの名称ですね!

商品名の説明をするタケダさん。真剣そのもの。

という事で、決定した商品名に合わせてデザインの方向性を探ることに。

まずはデザイナーに飴菓子を採用したこれまでの経緯や、どんな商品にしていきたいのかというタケダさんの考えを伝え、想い描くイメージを説明していきます。

参考になるデザインを見ながら具体的なイメージを共有します。

商品の顔である外箱には、「伝統」というワードから今のトレンドでもあるレトロな雰囲気を出しつつも、幅広い世代に受け入れられるようなギフト商品としての上品さとワクワク感を感じるデザインに。
また味ごとのそれぞれのラベルデザインでは、極力文字を使わずに味の表現したいというのがタケダさんの希望です。

『少しお時間をください』とデザイナー。
果たしてコレを受けて、いったいどんなデザインが出来上がるのか…。

楽しみすぎる!!

想いを熱く語りすぎて、なぜか爆笑するタケダさん






そして2週間後。


待ちに待ったデザインのイメージ写真が送られてきました!

スリーブイメージ

おぉ!!

スリーブと中箱の装着イメージ

おおぉ!!

単品のラベルイメージ

めっちゃくちゃイイ!!!!

デザイナー曰く、スリーブは中の飴の味を思わせるカラーリングのウィンドウ・ペンチェックで、やや上品なパターン。
シンプルな分、中の箱を出したときのインパクトが楽しめるデザインにしたとのこと。

また中箱には、日本の伝統模様ながらもモダンな雰囲気のある「七宝模様」を採用。

七宝模様[立命館大学ARC所蔵 arcBK03-0012]

「有平糖」と同様、古くから伝わり現代でも親しまれている古びない魅力をもつ模様であり、円が永遠に続いていくこの七宝つなぎの柄には、円満・調和・ご縁という意味が込められていることから、人と人を繋ぎ、日本のモノヅクリ文化を未来へつなげられるよう活動する、日本百貨店らしい柄とも言えるのだとか。
さらに模様は飴のカタチに似せて正円ではなく楕円にし、和柄の雰囲気になり過ぎないよう調整したとのことです。

単品のラベルは文字ではなく果物のイラストをパターンのように散らすことで味を表現していて、中箱の「七宝模様」同様に“つながり”を感じさせるデザインになっています。




もうね、、

デザインに込められた想いが素敵です。
最高!

ここから微調整を行い、印刷の工程に入ります!!
どうプロもいよいよ佳境へ!!!

商品開発の経験ゼロの店長たちが商品開発に挑む社内プロジェクトがまさかの発足!店長たちはどんな壁にぶつかり、どう乗り越え、どんな感動的なフィナーレを迎えるのでしょうか?結末の見えない手探りの日々を、仕掛け人であるイベント企画部長のミノシマが、これまた手探りでお伝えします!

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