前回のリレーコラムのMさんの着物、、、カワイイ、、、
私の着物最終履歴は、20数年前のハロウィンイベントで、魔女やらアヒルやらメイドやら河童やらが溢れる狂気の世界の中、何故か着物を着た時です。
着物を着る手間を楽しめるような、「#丁寧なくらし」。
してみたいとは思うものの、ふだんは手間を少なめに、ゆるーく「なんとなく心地よければいい」、という考えの、本社スタッフUです。
我が家にはそんなゆるゆるな暮らしを実現してくれる道具がいくつかあります。
今回のリレーコラムは、私がなんとなく愛用している日本百貨店の商品をご紹介したいと思います。
おそらくもう一番長く使っている岩手県・及源株式会社さんの南部鉄器「焼き焼きグリル」。
朝食は和食派です。
ご飯と味噌汁、焼魚、佃煮、納豆、漬物という、オシャレ度皆無のTHE朝定食です。
毎日この「焼き焼きグリル」で魚を焼いていますが、めちゃくちゃラクチン。
魚焼きグリルにこの鉄板を入れて、コツは鉄板をよーーーくあたためておくだけ。
魚の切身をのせて、あとは放置。
身がふっくらと、おいしく焼き上がります。
魚だけでなく、野菜も肉も何でもおいしくなるので、朝だけでなく、あと1品おかずが欲しいときとか、微妙に野菜が余っちゃったときとか、いつでも大活躍しています。
今回は鮭のサイズ的に余白ができたので、しょくひんかんで買った昨夜のつまみののこりもの「もんべつさつま」を一緒にのせました。
鉄板で焼いただけのアチアチのさつまあげ、これがうんまい。
あまりものとか、のこりものとか、なんとなく焼けば絶妙に仕上げてくれる、手放せない優秀な道具です。
そして漬物。和歌山県・有限会社樽の味さんの「ぬか床」です。
最近ぬか漬けはじめました。
きっかけは、ある朝出勤したら、ぬか床が私のデスクに置いてあったから。
という謎の状況なのですが、わりと日本百貨店ではあるある?の光景です。
やってみたら意外と面白くて、とりあえずいけそう?と思ったものは、何でも漬けてみてます。
今回は長いも、にんじん、きゅうり、スナップエンドウですが、ここ最近のお気に入りダントツはそら豆。
ぬか漬けにすると皮まで柔らかく食べやすく、やさしい塩気と香りが癖になります。
不思議と野菜がキレイな色になるので、切ったら適当に器に放り込むだけ。
にほんばしで買った笠間焼の長嶺陶房さんの中鉢はとにかく何を盛るにも使いやすく、これも毎日使っています。
ぬか床も器も、なんとなく何でも受け入れてくれる、懐の深さを持つ優秀な道具です。
ほかにもたくさんご紹介したいものはあるのですが、きりがありません。
ちっとも丁寧な暮らしとは言えないのですが、なんとなく心地よい。
みなさんのくらしを心地よくしてくれるものはどんなものですか?
たくさんのモノたちに囲まれて働いている私たち日本百貨店スタッフ。 どんなことを思いながらどんな日々を過ごしているのか、思い思いに日記を綴り、リレー形式でバトンを繋いでいくコラムです。 日本百貨店はこんな私たちでお届けしています、ということを皆様に知って頂ければこれ幸いです。