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東京手仕事

2024.08.28

東京のスグレモノと作り手たち2024 vol.2|
KIMONO ART YUZEN STOLE、hikariful、浅草くみひもサンダル

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東京の伝統工芸品の魅力を広く伝えるため立ち上げられた「東京手仕事プロジェクト」。そこには、受け継いだ匠の技を活かし、スグレモノを生み出し続けるたくさんの作り手たちの姿があります。

「東京のスグレモノと作り手たち2024」では、東京手仕事プロジェクトで認定されたスグレモノとその作り手をご紹介します。   


スグレモノ:KIMONO ART YUZEN STOLE

友禅染のアートストール。桜や季節の葉をモチーフにした2種類があり、吉祥柄で日本らしさを演出。特注の絹生地を使用することで、手触りがよく保温性や放湿性に優れています。

作り手:染工房たかとり(東京都青梅市

季節の移ろいとともに変化する植物や景色の美しさ、色のグラデーションを表現したいと選んだのは布。大学卒業後に東京手描友禅の工房に弟子入り。その後、東京友禅作家の生駒暉夫氏に師事し、2004年から『染工房たかとり』として始動しました。

スグレモノ:hikariful

多摩織の技「お召織」と先々代から受け継いだ着物地を進化させ、数千本の絹糸で織り上げた「楊柳」のスカーフとショール。ゆっくりと織り上げることで上質な風合いが生まれました。

作り手:有限会社 澤井織物工場 (東京都八王子市

当代・澤井伸氏は「現代の名工」として表彰される一方で、G o o g l e 社の依頼で衣服をタッチパネル化するプロジェクトに参画するイノベーター。伝統の技術を新しい素材や発想とどう掛け合わせるか。常に次代を見据えています。



スグレモノ:浅草くみひもサンダル

組紐屋の伝統を受け継ぎ、日常に高揚感をもたらしてくれます。絹特有の美しい光沢と、イタリアVibram社の高品質なラバーソールと中敷きを備えた、高い機能性も魅力です。

作り手:株式会社 桐生堂(東京都台東区)

西南戦争をきっかけに、群馬県桐生市から江戸へ。東京くみひもは、江戸のわび・さびを感じさせる渋好みの色合いが魅力。六代目羽田雄治氏は、伝統技法を守るだけではなく、時代が変化しても多くの人に親しまれる組紐づくりを丁寧に組んでいきます。

日本百貨店にほんばし總本店では、他にも様々な商品を見ることができます。
職人による匠な技を間近で見ることが出来る実演イベントや実際に体験できるワークショップも定期的に開催しておりますので、お気軽にお立ち寄りくださいませ。

東京の「伝統工芸品」は、進取の精神に富む江戸職人の匠の技と心意気によって、磨かれ、洗練され、そして庶民に愛されて連綿と受け継がれてきました。「東京手仕事」は、そんな伝統の技に光を当て、匠の繊細な「手仕事」の魅力 を国内はもとより世界に発信していく取り組みです。