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東京手仕事

2023.12.22

東京のスグレモノと作り手たち2023 vol.5|
STAND BRUSH、EDO AQUA GLASS、えんのおかげ

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東京の伝統工芸品の魅力を広く伝えるため立ち上げられた「東京手仕事プロジェクト」。そこには、受け継いだ匠の技を活かし、スグレモノを生み出し続けるたくさんの作り手たちの姿があります。

「東京のスグレモノと作り手たち2023」では、東京手仕事プロジェクトで認定されたスグレモノとその作り手をご紹介します。            

スグレモノ:STAND BRUSH(スタンドブラシ)

背面にレザーを採用することで手なじみを追求。天然毛の手植えには、引き線と呼ばれるステンレス線を使用し、すべての穴に連続して植毛されているため、機械加工品に比べて耐久性が向上し、高いブラッシング性能を実現させています。

作り手:株式会社 宇野刷毛ブラシ製作所(東京都墨田区)

先代までは主に刷毛づくりに携わってきましたが、時代に応じてブラシにも着手。洋服用、洗顔用といった日用品から工業用まで、用途に合わせ1本1本手植えによる誠実な商品を作っています。

スグレモノ:EDO AQUA GLASS(エド・アクア・グラス)

伝統工芸品で水耕栽培ができる花器。水中で育つ根を観賞したり、窓辺に置いて光の反射を楽しんだり、暮らしを見守るリビングアイテムとして最適です。江戸硝子の吹き技法によって上部・下部に分かれ、切子加工を施したことで光の陰影が目を引く逸品。

作り手:中金硝子総合 株式会社(東京都江戸川区)

中村金吾氏により1946年創業されて以来、2色のガラスを重ねて吹く中金色被(いろき)せガラスを主に製造。中金硝子総合が心がけるのは、伝統を守りつつ、次代へと進化させる商品づくりです。

スグレモノ:えんのおかげ

飾りむすびのアンブレラマーカーにはご縁が深まるようにちょっとした工夫と作り手の願いが込められています。甲州織のジャガード技術を用いることで、織物特有の光沢と陰影が際立ち、事前と吉祥文様の「鶴・束熨斗(たばねのし)」が浮かび上がるようなデザインになっています。

作り手:株式会社 市原(東京都中央区)

東京日本橋で唯一社内に工房を構え、初代伝統工芸士が2名在籍し、洋傘を製造しています。「東京洋傘」の伝統技術を伝承していくために、職人養成にも尽力しています。

日本百貨店にほんばし總本店では、他にも様々な商品を見ることができます。
職人による匠な技を間近で見ることが出来る実演イベント等も定期的に開催しておりますので、お気軽にお立ち寄りくださいませ。

東京の「伝統工芸品」は、進取の精神に富む江戸職人の匠の技と心意気によって、磨かれ、洗練され、そして庶民に愛されて連綿と受け継がれてきました。「東京手仕事」は、そんな伝統の技に光を当て、匠の繊細な「手仕事」の魅力 を国内はもとより世界に発信していく取り組みです。