日本百貨店の店長たちが商品開発にチャレンジしてみたらどうなるんだろうプロジェクト日記
日本百貨店の店長たちの、店長たちによる、店舗オリジナルのPB開発プロジェクト。その名も『日本百貨店の店長たちが商品開発にチャレンジしてみたらどうなるんだろうプロジェクト』!作り手さんと二人三脚で、お客様が“真に求める”商品を開発しよう!手探りの中、奮闘する店長たちの日々をお伝えするため、私ミノシマが筆をとり、日記という形でしたためていきます。
10月14日「デザインミーティング」
みんなメガネ!!
はい、こんにちは。
今回もおみや店の開発商品についてのお話です。
前回、キウチ店長の閃きにより怒涛の勢いで商品内容が確定した おみや店。
「お次はパッケージデザインだ!」ということで、早速、杉原さんにご紹介いただいたデザイナーさんとミーティングを行う事となりました。
それではご紹介します。
今回のデザインを担当してくださる『MARKLE DESIGN』代表のアートディレクター 武井さんです!
『MARKLE DESIGN』代表・アートディレクター武井 衛
学校法人広報部、メーカー広告宣伝部を経て、2015年「MARKLE DESIGN」設立。
企業・商品のブランディングデザイン、CI/VI、グラフィック、
パッケージ、WEB、映像などデザイン全般を手がける。
ヒアリングを大切に、デザインを通してお客様の課題解決に取り組んでいる。
(HPより抜粋)
これまでのお仕事を拝見すると、さまざまなジャンルの企業名がズラリ。
「日本タイポグラフィ年鑑ベストワーク賞」をはじめとする数々の賞を受賞されております。
今回は山燕庵さんの新商品である、電子レンジで温めて何度でも繰り返しつかえる“ぬか袋”カイロ『ぬくぬくのぬか』のリーフレットデザインを担当されたご縁から杉原さんにご紹介いただき、ミーティングの機会をいただける事となりました。
武井さんとのミーディングに際し、開発メンバーで商品名と包装資材についての話し合いを行うことに。
まずは商品名について。
今回のターゲット層である“お子様連れのお母さん”に安心してご購入いただけるように、「米粉とバターを使用していること」や「ひとくちサイズにカットしていること」など、素材や形状に関しては極力分かりやすく表現したいという事から、商品名は
「米粉のひとくちバターケーキ」
に決定しました。
うん、分かりやすくて安心感がある!
お次に包装資材。
前回はこのような真空状態でお送りいただいたのですが、この状態ですと一口サイズにカットしてあるがゆえに、少しカタチが崩れやすくなってしまう事が分かりました。
また一度に全部を食べ切るのは大変という理由から、お母さんたちからは「繰り返し開閉できる袋にした方が良い」というご意見を頂いておりました。
そこで今回は、チャック付のスタンド袋を採用することに。
試しに商品を入れてみましたが、中で大きく動くこともなくジャストサイズで収まった印象です。
本日はこれらに加え、メインターゲットや開発コンセプト、キウチ店長の思い描く完成イメージ等をお伝えし、デザインの方向性についてすり合わせをしていきます。
武井さんが代表を務めるMARKLE DESIGNさんのHPには、このようなメッセージが記されています。
ホント、この文章のとおりでした…。
めちゃくちゃ聞き上手!
リリースまであまり時間がないという事でたくさんの情報を一気にお伝えしてしまったのですが、その度にワクワクするようなご提案をいくつも頂きました。
本当に頼もしいです!!
デザインの完成が待ち遠しい!
楽しみー!!!
商品開発の経験ゼロの店長たちが商品開発に挑む社内プロジェクトがまさかの発足!店長たちはどんな壁にぶつかり、どう乗り越え、どんな感動的なフィナーレを迎えるのでしょうか?結末の見えない手探りの日々を、仕掛け人であるイベント企画部長のミノシマが、これまた手探りでお伝えします!