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リレーコラム

2022.01.25

ぼんやり過ごす朝時間

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年末年始もお休みなく営業していた、日本百貨店とうきょう店。
このようなご時世でもお役目を与えていただき、働けることに感謝しながら新たな一年が始まりました。
そうは思いつつも、日々の積み重ねで身体や心が疲れてしまうこともありますよね。
みなさんはそんな時、どのようにお過ごしですか?

今回はのんびり達人のスタッフTが、回復するためのお気に入りの過ごし方をご紹介します!
なにかしら参考になるところがあれば幸いです。

その① お茶(15分~30分)

朝4~6時頃、人々が動きだす前のまだ静かな時間帯に、キッチンでお茶を飲む。
この時、外の景色を眺めます。わたしはお隣さんの立派なお庭を眺めることが多いです。
お手入れ上手なお隣さんのお庭は、大きな木や花がたくさん。鳥や虫も元気で生き生きしていてパワーをもらえます。
冬はストーブの上にやかんを置いておくと、部屋が暖まるころにはお湯が沸いています。
窓を開け、換気しながらお茶を淹れると立ち昇る湯気がきれいで、ぼーっと眺めているだけでも癒されます。
お茶のおともは剥かずに食べられる、または剥けば食べられる果物が多いです。栄養や食べあわせはここでは気にしない…そして作らない。(作ると頭がしっかり動いてしまってぼーっとすることに集中できない。)
ぼーっとしているとはじめは頭に色々浮かんできますが、無理にとめず、湯気を目で追いながら湯呑で手を温めながら静かに向き合うと、お茶をすべて飲みきる頃には少し気分が良くなっています。
それでも頭の中がぐるぐるして落ち着かないときは詩の本の朗読か、好きな歌の歌詞をノートに書き写すのもおすすめです。読んでいる時や聞いているときとは別の部分が輝いて見えることがあり、視点を変えられ気分が明るくなります。
飲み終わったお茶の葉は絞って水気を切ったら、部屋に撒いて掃き掃除すればさらにさっぱり!

その② 散歩(30分~1時間)

近所の公園を目指すか、目的地なしで適当に歩き続けます。朝に歩きながら考えると暗くなったり深刻になったりしにくいです。疲れないように大体の時間は決めます。散歩中や公園では周りの人を良く見ながらストレッチをします。
朝の散歩のときは近所の神社にお参りもします。朝はお仕事前のご挨拶に立ち寄る人が多く、何組か先客がいらっしゃるときもあるので、そういう時はパスするか帰りに寄ります。公園や神社やお寺など、立派な木がある誰かに大切に手入れされた空間は神聖で安心感があり、ざわつく心も落ち着きます。

その③ お店の朝ご飯を食べる(1時間~2時間)

喫茶店のモーニングが大好きです。ひとりでゆっくり過ごされている方が多く、人の気配は感じながらも落ち着いて過ごせます。近所の珈琲屋さんのテラス席でパンを食べて散歩中の犬や猫を見るのもいいですね。
音楽を流してくれるところでは音に耳を澄ませます。朝食を食べたら新聞か本を読んで、感想や思い浮かんだことを手帳にメモします。頭の中にあることを書き出してみるだけですっきりします。

①~③まですべて、起き抜けに顔を洗い歯磨きまでしたら、
その他の身なりはあまり気にせずボサボサのまま出かけます。自分の回復に集中するためです。人前でボサボサなことが気になってぼーっとすることに集中できない真面目な方には、サングラスがおすすめです!マスクと合わせると、無敵!とても便利ですよ~!

頑張る時間とぼんやりする時間どちらも大切に、健やかに過ごしていきたいですね!

以上、とうきょう店スタッフTがお送りしました。 次の方のコラムもお楽しみに!

たくさんのモノたちに囲まれて働いている私たち日本百貨店スタッフ。 どんなことを思いながらどんな日々を過ごしているのか、思い思いに日記を綴り、リレー形式でバトンを繋いでいくコラムです。 日本百貨店はこんな私たちでお届けしています、ということを皆様に知って頂ければこれ幸いです。

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