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リレーコラム

2021.08.29

東西、線香花火

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今年の夏は東京オリンピックが開催しましたね〜!
開会式の時に上がった花火をテレビ越しに見れて嬉しかったです。

夏の楽しみといえば花火大会や夏祭り、休みの日には友達や親戚等集まって、BBQをしたり、花火を買って庭で手持ち花火をしたりするのが好きです。

置き型花火も手持ち花火もとても綺麗でテンションがあがりますが、とりわけ楽しみなのが”線香花火”です。
誰が最後まで火の玉を落とさないでいれるか勝負したりするのも醍醐味だと思ってます。

日本百貨店では、筒井時正玩具花火製造所の「東西の線香花火」を取扱っております。

「東の線香花火」は関東育ちのわたしには馴染みのある、紙で包んだ火薬をぶら下げて火の玉が落ちるのをしっとりと眺めるタイプ。

「西の線香花火」はワラスボの先に火薬が付いていて、手持ち花火のように火先を上に向けて火花が散るのを楽しむタイプ。
米作りが盛んな関西地方にはワラが豊富にあったため、このようなカタチで親しまれてきたんだとか。
300年変わらない線香花火の原形だそうです!

ちなみに関東地方では米作りが少なく紙すきが盛んだったため、ワラの代用品として紙で火薬を包んだ今のカタチになったという事です。

線香花火、癒されます。
夏の終わりを感じるお供にいかがでしょうか?

今回もご愛読いただきありがとうございました!

スタッフN

今回のヒャッカ

東の線香花火 長手牡丹

昔なつかしい線香花火です。線香花火は、ワラスボの先に火薬を付け、それを香炉に立てて火をつけて遊んでいたことが始まりだと言われています。米作りが少なく、紙すきが盛んな関東地方でワラの代用品として紙で火薬を包んで作られたことから、この長手牡丹は関東地方を中心に親しまれています。スボ手牡丹に比べて燃焼時間が長いのが特徴です。
※郵送不可商品のため、店頭でお尋ねください

西の線香花火 スボ手牡丹

300年変わらない線香花火の原形です。線香花火はワラスボの先に火薬を付け、それを香炉に立てて火をつけて遊んでいたことが、始まりだと言われています。米作りが盛んな関西地方には、ワラが豊富にあったため、このスボ手牡丹は関西地方を中心に親しまれてきました。現在、国内でこの花火を製造しているのは筒井時正玩具花火製造所のみとなりました。
※郵送不可商品のため、店頭でお尋ねください

たくさんのモノたちに囲まれて働いている私たち日本百貨店スタッフ。 どんなことを思いながらどんな日々を過ごしているのか、思い思いに日記を綴り、リレー形式でバトンを繋いでいくコラムです。 日本百貨店はこんな私たちでお届けしています、ということを皆様に知って頂ければこれ幸いです。

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